ロシアとウクライナの戦争で日本への影響は大丈夫?今後どうなる?
ロシアがウクライナに対する軍事侵攻に踏み切り、現地では今もロシア軍とウクライナ軍の戦闘が続いています。
ウクライナ戦争の原因や現在の最新状況や死者数は?なぜ起こった?
このロシアとウクライナの戦争で日本への影響は大丈夫なのでしょうか?
日本への影響は大丈夫?今後どうなる?
ロシアによるウクライナへの軍事侵攻が始まった2月24日から3月4日までに、ウクライナで351人の市民が死亡したことを確認したと発表されました。
各国でも「戦争をやめろ」とロシアへの抗議が相次いでいて、アメリカの大手クレジットカード会社のマスターカードとビザは5日、それぞれ、ロシアでのカード決済事業を停止すると発表しました。
日本に関して言えばウクライナとロシアの戦争で危惧することが2つあります。
1つめはロシアが日本の隣国であるということ。
ロシアと日本は領土問題を抱えた相手国であることをそもそも忘れてはいけません。
ウクライナと日本の共通点は、軍事的に優勢である隣国からの脅威に晒されており、これへの対処を行うにあたり、国際世論の形成から、制裁に対する各国の支援の取り付けまで、より高いレベルで行わなければならない当事者になる恐れがあります。
2つめは米欧各国が発動するロシアに対する経済制裁です。
ロシアから欧州に輸出されている天然ガスの取引が止まった場合、天然ガス価格の急騰が予想されます。
同じく小麦の取引が制限された場合、やはり小麦の価格が上がる可能性が高いでしょう。
ロシアはカニなどの魚介類も多く出荷していますから、魚の値段に影響を与える可能性も否定できません。
今回、発動された経済制裁によって天然ガスと小麦の価格が上昇した場合、最終的には電気代やガス代に跳ね返り、原油価格も上がりガソリン代にも影響する可能性があります。
ウクライナ侵攻やそれに伴う経済制裁がどの程度、続くのかによって変わってきますが、長引くと欧州を中心に景気にも悪い影響を与えます。
その悪影響が日本にも波及し、企業の業績が伸び悩むことも考えられます。
ですから一刻も早くロシアとウクライナの戦争が収束することを願うばかりです。