チューハイって何の略?焼酎との違いは?
家での晩酌でおなじみの缶チューハイ。
度数も軽く手軽に楽しめますよね。そんなチューハイですが、たまにこの何気なく使っている「チューハイ」という言葉が何の略なのか気になりませんか。
そこで今回は「チューハイ」という言葉が何の略なのか調べてみました。
チューハイって何の略?
チューハイ(酎ハイ)は焼酎ハイボール」の略称で、蒸留酒をソフトドリンクで割った低アルコール飲料のことです。
実はチューハイには酒税法上の独立した品目としての規定はありません。
業界団体等の統一基準もないので、「チューハイ」と呼ぶかはどうかはメーカーや飲食店が決めているのが現状です。
ただすべてに共通しているのは「蒸留酒をベースとしている」「アルコール含有率がおおむね10度未と)低い」ことの2点です。
「チューハイ」と「サワー」はほぼ同じ意味で使われていて、店によって「チューハイ」と呼ぶお店と「サワー」と呼ぶお店があり、チューハイという呼称に厳格な決まりはありません。
「チューハイ」というのが広まったのも、居酒屋チェーンが定番メニューとして販売したのが大きいとされています。
焼酎との違いは?
「焼酎」は日本の蒸留酒の一種のことで、チューハイは焼酎を炭酸で割ったカクテルの一種で、果汁は関係ありません。
ウィスキーを炭酸で割ったものを「ハイボール」と言い、ウィスキーを焼酎に替えたものが「焼酎ハイボール」。
これを略して「酎ハイ」と呼んでいるうちに定着しました。
ただ、炭酸で割っただけだと味の個性がないため、各社や各店舗が果汁やシロップなどを入れて工夫を凝らした結果、今ではたくさんのチューハイが店頭やお店で出揃っています。
昔からある個人経営店などで、「焼酎ハイボール」というメニューがあったら気をつけてくださいね。
昔ながらの焼酎+炭酸のみが出てくることがあり、今の甘いチューハイに慣れた人には味に違和感があるかもしれません。
焼酎・・・蒸留酒の一種。酒税法という法律に定義があります。
チューハイ・・・焼酎+炭酸 (+果汁、シロップ)
サワー・・・蒸留酒(焼酎を含む)+果汁、シロップ (+炭酸)
が大雑把な分け方です。